県議会の品位と良識を保持するための申し入れを行いました

県議会の品位と良識を保持するための申し入れを行いました

3月5日、2024年2月定例議会での予算委員会にて行われた発言について①論証や明確の根拠を示さない一方的発言であった②思想信条の自由に反する内容を含んでいることから、県議会議長と予算委員会委員長にしかるべき対処を求め申し入れを行いました。

【申し入れ全文】

県議会の品位と良識を保持するための申し入れ

千葉県議会議長 伊藤 昌弘 様
同 予算委員長 小池 正昭 様

2024年 3月 5日
日本共産党千葉県議会議員団

 昨日の2024年2月定例議会での予算委員会において自民党中村実議員は議会の品位と良識、憲法が定める思想・良心の自由にも関わる看過できない発言をおこなった。
 同議員は、これまでも度々「しんぶん赤旗」の各部局における公費購読について取り上げてきた。その内容は、いずれも県庁各課における「しんぶん赤旗」の公費購読が、あたかも公務員の中立性・公平性を損なうかのような質問であった。
 しかし、同議員はこれまでも質問の明確な根拠や具体的な理由についての言及はしていない。なんらの事実も示せず論証もない一方的な発言は、千葉県議会会議規則第113条にある「議員は議会の品位を重んじなければならない」に抵触し、地方自治法第132条が禁じる「無礼の言葉」の使用に他ならないことを、その都度、わが党県議団は再三再四指摘してきた。
 民主主義を基盤とする議会は、「言論の府」である。そのため、議会における議員のもっとも重要な権利は「発言の自由」であり、それが基本的に保障されなければ、議員はその職責を果たすことはできないが、しかし、発言の自由があるからといって、どのような内容の発言も許されるというものではない。おのずから節度と良識をもち、何よりも事実に基づくものでなければならない。
 それにも拘わらず今予算委員会での同議員の発言は、これまでと同様に何らの論証を行わないまま「行政の中立性・公平性の観点、公費・税金の使い道という意味合いで県民の方々の理解を得られるものであるか否か疑問だ」などの「持論」を長々と展開したにすぎない。同議員には、議会の品位と良識を汚してきたことへの反省の一欠けらも見られないと云わざるを得ない。
 しかも、千葉県の予算および議案を審査する予算委員会で、自身が船橋市議会議員当時の船橋市役所での市職員購読について、「個別なのか」「なぜなのか」等を調査したことを自慢げに話しているが、これは、憲法が謳う思想信条の自由とは相容れないものである。同議員は、人権を尊重する立場とは無縁であることを自ら露呈した、と云われても仕方がない。
 よって、議長並びに予算委員長におかれましては、しかるべく対処をされるよう申し入れるものである。

以上