受験生をねらった痴漢の対策強化を申し入れました

お知らせ

受験生をねらった痴漢の対策強化を申し入れました

2026年1月9日に日本共産党千葉県議団は千葉県委員会と連名で、県に対し受験生をねらった痴漢の対策強化を申し入れました。これで4年連続の申し入れです


2026年1月9日 

千葉県知事    熊谷 俊人 様 
千葉県教育長   杉野 可愛 様 
千葉県警察本部長  青山 彩子 様 

日本共産党千葉県委員会 
日本共産党千葉県議会議員団 

受験生をねらった痴漢の加害防止と被害救済の強化に関する申入れ 

  

 痴漢は重大な性犯罪であり、個人の尊厳を踏みにじるもので断じて許せません。 大学入学共通テストをはじめ受験シーズンが本格化するなか、今年も受験生をねらった痴漢による被害が懸念されます。試験の遅刻を懸念して通報しにくい受験生の弱みにつけ込んだ卑劣な犯行であり、その予告がSNS上に大量に書き込まれる事態は深刻です。 政府が昨年初めて公表した痴漢被害の調査結果では、被害場所は電車内や駅構内など鉄道関連が7割を占め、「怖くて体が動かなかった」など被害時に対応ができなかったという声も多数見られました。調査結果も踏まえ、この時期の対策強化を含め千葉県としてさらにとりくみを進めるよう、下記のとおり申し入れます。 

記 

1.中学校、高等学校、大学など受験シーズンに痴漢や盗撮の加害を起こさせないよう、 公共交通機関における対策を特に強化すること。 
  国や東京都が行った実態調査で、被害場所は鉄道関連が最も多かったことを踏まえ、 調査結果を鉄道事業者などとも共有し、駅女性係員の増員、駅や電車内での巡回警備の強化といった対策を進めること。女性専用車両を拡大すること。 

2.「痴漢は犯罪」といった痴漢加害防止の呼びかけを駅や電車内の放送、電光掲示板、 SNSでの呼びかけにより強化するよう鉄道事業者に求めること。 

3.目撃者など第三者が被害を確証し、痴漢を止める行動をとることができるよう「アクティブ・バイスタンダー (行動する第三者)」の役割を重視したとりくみを行うこと。 

4.性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターや警察など、痴漢被害に遭った際の相談機関、窓口の体制を強化し、広報すること。 

5.痴漢被害のために入試に遅刻する場合、救済措置の対象となる旨、周知すること。また、入試は制服でも私服でも受験できることを改めて周知すること。他の入試についても同様の対応となるよう協力を依頼すること。 

6.「性は人権」の立場で互いの性を尊重する人間関係を築くことを目指す包括的性教育を学ぶ取り組みを進めること。 

7.県として、関係機関と連携して、痴漢の被害や加害の実態調査を行うこと。その際、二次被害が生じないよう慎重にすること。また、加害をうまない対策、被害を受けた人の救済についても、関係機関と連携して取り組むこと。 

以上 

要望書を手渡す参加者(左より、加藤英雄団長・丸山慎一県議、かなみつ理恵船橋市議、松崎さち船橋市議、白石ちよ党中部地区副委員長、みわ由美県議、浅野ふみ子県議、さいとう和子党県副委員長)