自民党県議による「しんぶん赤旗」購読について質問に関する見解

自民党県議による「しんぶん赤旗」購読について質問に関する見解

千葉県12月定例県議会にて、2022年12月8日に行われた自民党県議による質疑並びに一般質問「赤旗の購読について」に関し、日本共産党千葉県議団は下記の見解を発表しました

【見解全文】

自民党県議による「しんぶん赤旗」購読についての質問に関する見解

2022年12月15日 日本共産党千葉県議会議員団

2022年12月8日に行われた千葉県定例議会での中村実議員の質疑並びに一般質問「赤旗の購読について」に関し、以下の見解を表明する。

一、県民から負託された議員で構成する議会は「言論の府」であり、議会における議員の「発言は自由」である。それが保障されることによって、議員は、その責務を果たすことができる。
 しかし、「発言の自由」を持ち出せば、どんな内容の発言でも許されるというものではない。議員は議会における自身の発言に責任を持つことが求められており、節度と良識をもち、何よりも事実に基づくものでなければならないことは云うまでもない。

一、同議員は、「しんぶん赤旗」の公費購読について質問した際、部数の減少を指して「公務員の中立性・公平性の確保の点から執行部がとられている対応は大変意義が深い」と述べ「今後も時代に逆行し、後戻りすることのないようお願いいたします。」とした。
 重大なのは、なんらの論証もなしに県庁各課における「しんぶん赤旗」の公費購読が、あたかも公務員の中立性・公平性を損ない、その部数が増えることは「時代に逆行する」かのような質問を行ったことである。答弁した鎌形悦弘総務部長も「様々な機会や方法等を通じて、必要な情報収集を行っている」と述べており、同議員もそのことは否定できないでいる。にもかかわらず、同議員は赤旗購読に何か問題があるのか、その明確な根拠や具体的理由についていっさい明らかにしていない。議会という場で自らの見解を主張する以上、事実をきちんと示し論証することは最低限の責任である。県庁各部局が山積する県政の課題に対応するために「必要な情報収集」を妨げかねない発言は断じて許されない。

一、同議員の一方的な発言は一政党の機関紙にかかわる問題で済まされない。千葉県議会会議規則第113条にある「議員は議会の品位を重んじなければならない」に抵触し、地方自治法第132条が禁じる「無礼の言葉」の使用に他ならない。同議員は今回ばかりでなく、2019年6月県議会、2021年12月県議会と、同様の発言をしており、その度にわが党県議団は見解を発表し問題点を指摘している。にもかかわらず、なんらの反省もなく三度このような質問を繰り返し行うことは、議員としての資質が厳しく問われていると云わざるを得ない。


 わが党は、品位と良識を保持する千葉県議会とするため、今後も奮闘するものである。

以上