八千代西高校における入学金未納生徒への
入学式出席拒否についての申し入れ(08/4/17)

八千代西高校における入学金未納生徒への入学式出席拒否についての申し入れ

千葉県教育委員会教育長 佐藤健太郎 様
                           2008年4月17日
      日本共産党千葉県委員会
日本共産党千葉県議会議員団

千葉県立八千代西高校で、4月8日の入学式当日に入学金を持参しなかった新入生2名が、入学式への出席を拒まれていたことが明らかになった。
高校入試に合格し、高校生活への期待に胸躍らせていた15歳の子どもが、これから3年間、学び通う学校の門をくぐり、入学式に臨もうとした途端、入学金未納を理由に出席を拒否された。その心の痛みは計り知れないものがあり、今回の事態は、あまりにも教育的配慮を欠いたものと言わざるを得ない。
この処置について、学校長は「授業料滞納が目立ち、当然の判断だった」とし、県教育委員会も「やむを得ない判断」と是認しているが、そこには、教育に携わる者として当然求められる子どもたちの心への配慮は、ひとかけらも見られない。
今回のやり方は、入学金等の納入という財政的理由を何よりも優先した冷酷な行政的手法と言わざるを得ず、決して教育とは相容れないものである。
近年、家庭の経済的事情で高校教育を受ける機会が失われる状況があるもとで、教育行政が果たすべき責任は、奨学金や授業料減免制度などを抜本的に拡充し、家庭の教育費負担軽減に努めることにある。今回の未納問題についても、あくまで保護者との関係で対処すべきであり、子どもにペナルティーを課すようなことは絶対にあってはならないことであった。
子どもたちへの教育的配慮をこそ何よりも最優先し、二度とこのような事態が千葉県の学校現場で起こることのないよう、厳重に申し入れるものである。

以上